禅語「聴雪」(3)

「耳聞は心聞の好よきに似しかず」とは、天然の妙なる音楽というものは心の耳で聞き肚で味わうべきもので、単なる肉の耳で聞いたとてそのよさはわかるものではない、という意味である。 そしてこれはひろげれば「眼…

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禅語「聴雪」(2)

「耳聞は似かず 心聞の好きに」あるいは「耳聞は心聞の好きに似かず」という七字一行は、われわれの禅の法系を宗より伝法した、大応国師の師である虚堂智愚禅師のこの「聴雪」から引用されているようである。  雪…

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禅語「聴雪」(1)

大徳寺の開山大燈国師(宗峰妙超、1282-1337)は大応国師(南浦紹明、1235-1308)の法嗣であるが、その大応国師の師匠は南宋末の傑僧虚堂智愚(1185-1269)、「破れ虚堂」という名墨蹟で…

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今北洪川の「黙雷」

「黙雷」は、熱海岳南道場で所有する蒼龍窟今北洪川禅師揮毫の書の写しになります。軸は名誉会員であるY居士からの岳南支部への寄贈です。この度、岳南支部設立80周年記念にあたり、記念品として複製を作成しまし…

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柳緑花紅

一切衆生悉有(しつう)仏性  「柳は緑 花は紅」、これは古来最も人口に膾炙(かいしゃ)した禅語であり、それだけにまた、よく茶掛として揮毫(きごう)される句である。 だが、眼前に見るあるがままの事相を述…

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人間形成の道⑦

警視庁剣道名誉師範 無徳庵小川刀耕老居士(小川忠太郎講演「剣と禅」人間形成の道より) 於 聖徳学園岐阜教育大学 s63・10・16 PM1;00 小川先生講演第六段「心の究明」昭和の名剣士ともいえる、…

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