禅語「聴雪」(3)

「耳聞は心聞の好よきに似しかず」とは、天然の妙なる音楽というものは心の耳で聞き肚で味わうべきもので、単なる肉の耳で聞いたとてそのよさはわかるものではない、という意味である。 そしてこれはひろげれば「眼…

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禅語「聴雪」(2)

「耳聞は似かず 心聞の好きに」あるいは「耳聞は心聞の好きに似かず」という七字一行は、われわれの禅の法系を宗より伝法した、大応国師の師である虚堂智愚禅師のこの「聴雪」から引用されているようである。  雪…

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禅語「聴雪」(1)

大徳寺の開山大燈国師(宗峰妙超、1282-1337)は大応国師(南浦紹明、1235-1308)の法嗣であるが、その大応国師の師匠は南宋末の傑僧虚堂智愚(1185-1269)、「破れ虚堂」という名墨蹟で…

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