三重禅会 田中太玄

 

アメリカのイランへの攻撃とその報復、経験したことのない暖冬、コロナウイルスの爆発的な流行・・・ 子供たちの健やかな成長をお願いしたしずかな初詣が嘘のように感じますね。

さて、我が家の小4になる絵が好きな長男は、サッカー少年団に所属しています。絵のほうは、なかなかの腕前で、親馬鹿かもしれませんが唸らされること度々です。

ところがです。残念なことに、サッカーのほうはからっきしです。理由は単純、体力がないからです。トップスピードですれ違う相手選手について行くことができないのです。加えて、そんな状況を打開しようとジョギングとか何か努力をする強い意志もありません。そこで、登校前の子供とサッカーの朝練を始めました。朝6時半に息子を文字通りたたき起こして一緒に朝練をしています。

 

これは、自身が実行している一日一炷香(いっちゅうこう)がヒントになっています。一炷香とは、線香が灯っている時間である45分を意味しており、一日一回座禅を45分実施しましょうという我々人間禅の教えのことです。小生は、朝早起きをして座禅を実施しています。実は小生はこの一日一炷香をなかなか継続できませんでした。(息子のことを悪く言えませんね!)これは、朝の起床直後は、まさに起床直後のために、只今現在の自身の意思の強さがもろにでます。意思がよわいと、眠い、だるい、めんどくさい、気分が悪いなど、色々な言い訳をして2度寝をしてしまいます。これを乗り越えるのに数年を要しました。朝何かを継続的にやると決めて、それを直ちに、継続できる人は、かなり意思が強い人だと小生は考えています。息子にはそんな意思のつよい人に育ってほしいと思い、朝練を始めた次第です。

 

もともと運動が得意でない息子は、最初こそ物珍しさも手伝って、それなりに走っていましたが、最近は、めんどくさくなり、大いに反発してきます。たまに余りの腹立たしさに、蹴りを入れることもありますが、3ヵ月継続しています。最近は日が長くなり、朝日を背に走るようになりました。

こっそりですが、朝日に向かって、嫌なことでも、苦手なことでも、必要であれば黙々と取り組んでくれる子に成長してほしいと祈っています。

 

さて、一日一炷香。子供のことばかりを言ってはいられません。小生も朝の一炷香を継続して、どんな嫌なことでも、つらいことでも、サッとそれを片付けられるような人間になりたいと思っています。そのようなことに興味のある方、強い意志を持ちたいとお考えの方は、人間禅津・久居道場で早朝座禅会を実施していますので、ぜひお尋ねください!

合掌

 

 


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